BMWは現在、ハードコア・コンパクト2ドアスポーツ『M2』次期型を開発中だが、当初考えられていたものより強力である可能性があることがわかった。
ベースとなる「2シリーズ クーペ」次期型もまだ発表されていないが、そのフラッグシップバージョンについては、これまで多くの情報が入っている。次期型ではマニュアルギアボックスを維持しながら、電動化を排除することにより、最後の内燃機関「M」になると伝えられている。
最新情報によると、兄貴分「M4」は後輪駆動、または全輪駆動の選択肢が用意されているが、M2次期型は四輪駆動「xDrive」では提供されず、後輪駆動のみの発売となるようだ。これは「M Performance」バージョン、「M240i」がxDriveのみ販売されていることを考えると真逆をいっている。どうやらM2のホットバージョン「CSL」(仮称)にxDriveが用意される可能性があるため、それほど重要と考えていないようだ。
前輪に動力が供給されないとなると過度の重量を避けることができるが、ボディサイズが拡大される可能性があるため、結果的には数ポンド増加すると予想される。ただしポジティブな情報として、3.0リットル直列6気筒エンジンから放たれる最高出力は、これまでの450psという噂から490ps、最大トルク550Nmへと修正されている。
M2次期型は2022年12月に生産をスタート、2029年に生産を終了すると言われており、生産はドイツ「ライプツィヒ」とメキシコ「サン・ルイス・ポトシ」で分けて生産されるという。
《Spyder7 編集部》
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