SUV界のロケットは俺だ!ブラバス、メルセデスAMG G63を900馬力にチューン...0-100km/h加速は3.7秒 | Spyder7(スパイダーセブン)

SUV界のロケットは俺だ!ブラバス、メルセデスAMG G63を900馬力にチューン...0-100km/h加速は3.7秒

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ブラバス 900 ロケットエディション
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ドイツを拠点とする老舗チューニングメーカー「ブラバス」は、メルセデスAMG「G63」をフルチューニングした『900ロケットエディション』を世界初公開した。

第2世代のメルセデスAMG Gクラスは2018年に発売、より早く、より強力になったが、ブラバスの手によりさらなる高性能を手に入れた。

900ロケットは最新バージョンの「ブラバスワイドスターボディキット」が取り付けられている。以前の「700Widestar」(2018)、及び「800Widestar」(2019)と同様のフロント、及びリアバンパー、ワイドフェンダー、ダブルボンネットススクープ、追加のエアインテークを装備している。

また新設計のフロントスポイラー、ロケットスタートアップグローを備えたカーボンファイバーグリル、側面から出ているさまざまなエキゾーストパイプ、ダウンフォース用の新しいルーフスポイラーも確認できる。公開されたプレゼンテーションカーは、ボディキット全体に赤く塗られたディテールを備えるステルスグレーで塗装されているが、顧客が任意のカラーで仕上げることも可能だ。

足回りでは、カーボンファイバーエアロディスクを備えた専用設計の鍛造24インチ・ブラバスモノブロックZ「プラチナエディション」リムが、フロント295/30、リア355/25混合タイヤに装着されている。

心臓部では、メルセデスAMGのV型8気筒ツインターボエンジンの排気量を、4.0リットルから4.5リットルに増加。より大きなターボチャージャー、ビレットクランクシャフト、拡大されたシリンダーボア(84m)、より長いストローク(100mm)、新しい鍛造ピストン、鍛造コネクティングロッド、BoostXtraバルブ、高圧ポンプ、ラムエアインテークシステムなどを追加した。これらにより、最高出力は6,200rpmで900psを発揮。これはG63よりも315psも強力だ。また2,900rpmから最大トルク1,250Nm生成する。

900ロケットの車重は2,560kgだが、追加されたパワーにより0-100km/h加速3.7秒で到達、これはG 63より0.8秒早く、究極のブラバス「G12 900」より0.1秒早い数値で、タイヤ保護のためにスピードリミッターが作動する前にフラットアウトすると時速280km/hに達する。

乗り心地では、電子制御ダンパーを備えるブラバス「RideControlアルミニウムコイルオーバーサスペンションによって補完され、最大45mm(1.77インチ)低くなる。この獣を止めるには、前面に固定キャリパーを備えた400mm(15.7インチ)のベント、及びクロスドリルスチールブレーキディスクと、背面にフローティングキャリパーを備えた370mm(14.5インチ)のディスクが必要となる。

車内には4つの個別のバケットシート(ヒート&クール)にクレスト型のキルティングがほどこされた黒いレザー、ダッシュボードとセンターコンソールにカーボンファイバー、キャビン全体にはロケットレッド塗装のトリム、アルミニウムペダル、色の変わるイルミネーションブラバスロゴプレートなどが装備される。

後部座席の乗客は、格納式テーブル、2つホットまたは冷却カップホルダー、冷蔵コンパートメント、及び4.3インチのタッチコントロールパネルにアクセスできる。しかし、ハイエンドのブラバスモデルが常にそうであるように、顧客はロケット900を自分の好みに合わせてカスタマイズできるので、これらに制限は不要だろう。

900ロケットエディションは480,059ユーロ(約6,300万円)で、合計25台を製造、最初の10ユニットは2021年末までに納品予定となっている。
《Spyder7 編集部》

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