フェラーリは6月24日、新型2ドアスポーツカー『296 GTB』を発表したばかりだが、すでにオープンモデルとなる「296 GTB Spyder」を開発している可能性が高いという。
296 GTBは、新開発の2.9リットルV型6気筒ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドモデルで、最高出力830hp、最大トルク740Nmを発揮する。また0-100km/h加速2.9秒、0-200km/h加速7.3秒、最高速度330km/hと高いパフォーマンスも自慢だ。
車名の由来は2.9リットルという排気量と、V型6気筒エンジンから取られており、フェラーリ伝統のミッドリアエンジン「GTB」(グランツーリスモベルリネッタ)にも関連されている。発表前には同じV6エンジンを搭載する名車「ディーノ」の車名も噂されていたが、フェラーリによるとディーノは特別なモデルであるとともに、296GTBとはセグメントが異なるため見送られたという。
296GTB スパイダーでは、「SF90 スパイダー」同様に「RHT」(リトラクタブル・ハードトップ)の採用が予想されおり、外のノイズを徹底的に遮断、高速走行でも快適なドライブを提供してくれる。またアルミニウム製により、一般的な同システムより大幅な軽量化も特徴だ。
スパイダーのワールドプレミアは、2022年春以降と予想される。
《Spyder7 編集部》
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