メルセデスAMGは、「GT 4ドア」最強モデルとなる「GT 73e 4ドア」を開発しているが、その最新ティザーイメージが公開された。
AMG GTは、ポルシェ「パナメーラ」に対抗すべく2018年3月のジュネーブモーターショーで初公開、現在「43 4MATIC+」、「53 4MATIC+」、「63 4MATIC+」、「63S 4MATIC+」がラインアップされている。「GT 73e」はポルシェ「ターボ SE-ハイブリッド」と競合するために開発が進められてきた。
市販型の車名に関しては、「73e」が有力である一方、「GT63 E」の可能性もあり、断定はできない。現段階でわかっているのは、4.0リットルV型8気筒(M177)ツインターボエンジンと電気モーターを組み合わせて、システム合計805ps、最大トルク1,001Nmを発揮するということだ。
新たに採用される「Eパフォーマンス」は、AMG「C63」次期型や、F1由来の「AMG One」ハイパーカーにも搭載。73eでは、AMG 「GT63 S」の0-100km/h加速3.1秒より早く、3秒未満が予想されている。
重量配分を改善するために、リアアスクルにはe-モーター、2速トランスミッション、及びリミテッドスリップデフで構成される電気駆動ユニットが取り付けられる。電気モーターは、150kWのピーク出力と320Nmの瞬時トルクを提供してくれる。
予想価格は、GT 4ドアクーペの161,900ドル(約1千800万円)を超え、200,000ドル(約2千2百万円)以上と予想され、最も高価なAMG GTであるとともに、メルセデスV12「マイバッハSクラス」と「AMG ONE」以外では最も高価なメルセデスモデルとなるだろう。
9月1日に初公開された後、ミュンヘンで開催されるIAAモビリティにも出展される。
《Spyder7 編集部》
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