ホンダは、頑丈なスタイリングと、改善されたオフロード機能を提供するとみられる新ブランド「TrailSport」(トレイススポーツ)のティザーイメージをリリースした。
公開された画像には、荒野を走るプロトタイプ、山をイメージさせるイラストと
オレンジカラーのロゴ、AWDのバッジ、大径エキゾーストパイプ、金属製のスキッドプレートなどが見てとれ、先日発表されたスバルのオフロードブランド「ウィルダネス」を意識している様子が伺える。またホンダは、「頑丈なフロントとリアのスタイリング、耐久性のあるクラッディングが期待できる」と語っている。
トレイルスポーツバリエーションでは、同社のトルクベクタリング全輪駆動システムを標準装備、追加の最低地上高を提供する独自のサスペンションにより、顧客はオフロード能力の向上を体感できるという。また分厚いタイヤ、足回りのガード、「拡張された全輪駆動システム機能」もあるという。
キャビン内では、スバル「ウィルダネス」のようにステアリングホイール、ギアシフター、シートなどにオレンジカラーがあしらわれる可能性もありそうだ。
新ブランドの正式発表は2021年後半で、「ブランドの小型トラックラインナップ」と伝えれることから、「パスポート」と「リッジライン」が予想される。
米国ホンダのDave Gardner氏によると、「TrailSportは我々の険しい方向への次の章を表現しており、冒険を求めるバイヤーにアピールする小型トラックに、独自のスタイリングをもたらします」と語っている。
現段階で日本発売されるSUVへの追加は不明だが、期待は高まる。
《Spyder7 編集部》
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