現行型の第4世代「W177」は2018年にデビュー、翌2019年にはAMG A35が設定されており、これが初のフェイスリフトとなる。ベースモデルは今夏から公道でのテスト走行を開始しているが、AMGモデルは今回がスパイショットデビューだ。
捉えたプロトタイプはフロントマスクをがっちりとガードしディティールは不明だが、新設計されるとみられるラジエーターグリル、コーナーエアインテークやバンパーを装備している。

後部では、LEDテールライトの周辺のみをカバー。ライトにいくつかの調整が行われるはずだが、新設計されたユニットではなく、クラスタ内部のグラフィック変更のみが予想される。
撮影したカメラマンによると、キャビン内は布で覆われていたと言い、ダッシュボードにいくつかの改良がなされる可能性がありそうだ。これには新しい素材や、場合によってはより大きなディスプレイを備えたインフォテインメントシステム、MBUXソフトウェアのアップデートが含まれる可能性もある。
現行型A35のパワートレインは、2.0リットル直列4気筒DOHCターボチャージャーエンジンを搭載、7速DCTと組み合され、最高出力306psを発揮するが、改良新型で性能アップされるかは不明だ。
AMG A35改良新型のワールドプレミアは、2022年内と思われる。