メルセデスベンツは現在、ミッドサイズ・クロスオーバーSUV『GLE』改良新型を開発しているが、その最新プロトタイプをカメラが捉えた。
ニュル高速テスト中を捉えた開発車両は、車体前後を適度にカモフラージュ。アップデートされるクロスオーバーのフロントエンドには、水平フィンをアクセントとしたコーナーエアインテーク、新設計フロントバンパー、上部に中央吸気口を備えた新しいスキッドプレートなどが確認できる。また「Cクラス」や「Sクラス」新型のような、シャープに切れ上がるLEDデイタイムランニングライトを備えており、かなりスポーティなイメージに進化している。後部には明らかにグラフィックが変更されたLEDテールライトも確認できる。
車内では、新デザインのステアリングホイール、MBUXインフォテイメントシステムの最新バージョンを搭載するほか、トリム類の刷新などがなされる。
現行型のパワートレインは、最高出力249psを発揮する2.0リットル直列4気筒エンジン、最高出力367psを発揮する3.0リットル直列6気筒ターボチャージャーエンジン、頂点には最高出力490psから611psを発揮する4.0リットルV型8気筒エンジン+マイルドハイブリッド「EQ Boost」がラインアップされている。改良新型でのエンジンオプションは不明だが、いくつかのエンジンはアップグレードされる可能性があるだろう。
GLE改良新型のデビューは、最速で2022年内になると思われていたが、最新情報では2021年内デビューの可能性もあるという。
《Spyder7 編集部》
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