ベントレーコーチビルダーの「マリナー」は、2020年に2ドアオープンモデルの『バカラル』を発売したが、さらなる新型モデルを開発していることがわかった。
ベントレー「マリナー」は、単なるスペシャル仕様ではなく、ただでさえ最高級のベントレーを、より際立たせ、比類なきモデルへと導いてくれるブランドだ。
Autocar氏の調べによると、新型マリナーはクーペスタイルで、ワイルドな「EXP 100」から派生したスタイリングキューを特徴としており、限定生産台数はマリナーの12台より増え25台と予想している。
さらに調べると、フロントエンドには、スリムなLEDヘッドライトを側面に配置、専用のグリルを装備するという。エクステリアは、ベントレーのデザインディレクター、アンドレアス・ミント氏が手掛ける。ミント氏は、親会社VWグループで25年のカーデザインを任務、これにはアウディのエクステリアデザイン責任者として「e-tron」など重要なモデルに携わった6年間も含まれる。また1999年にはコンセプトカー「Hunaudieres」(ユノーディエール)のスケッチを担当した名デザイナーだ。
パワートレインは、「コンチネンタルGTスピード」から6.0リットルW12型ツインターボエンジンを流用、最高出力は650ps、最大トルク900Nmを発揮する。また動力性能では、0-100km/h加速3.6秒、最高速度335km/hのパフォーマンスを発揮すると予想される。
注目はその価格で、261ポンド(約3億円)超えとベントレー史上最高額のモデルとなる可能性があることもわかった。