ポルシェは現在、フラッグシップ・クロスオーバーSUV『カイエン』シリーズ改良新型の開発に着手しているが、派生クーペ『カイエン クーペ』の予想CGを入手した。
カイエンクーペは、2018年に登場した第3世代に派生モデルとして初めて設定されたモデルで、これが初の大幅改良となる。お馴染みロシアのカーメディア「KOLESA.RU」から入手した予想CGでは、フロントバンパーにターンシグナルを兼ねる一対のLEDデイタイムランニングライトが装備されている。また角度のあるスリムなメインヘッドライトも確認できるほか、グリルのバーも4本にデザインに変更されていることがわかる。
後部ではルーフスポイラーを新設計、LEDテールライトのグラフィックスが刷新されているほか、スクエア貴重のクワッドエキゾーストパイプもインストールされている。
カイエン改良新型における最大の注目は、「ターボ」と「ターボS E-ハイブリッド」の間を埋めるべく、新たに「S E-ハイブリッド」が新設定されることだ。ポルシェはこのモデルを「これまでで最もスポーティなカイエン」と称しており、最高出力は631ps、最大トルク850Nmを発揮すると予想される。このCGでは異なるバージョンだが、SE-ハイブリッドでは、デュアルエキゾーストセットアップがバンパー中央に配置されると思われる。
キャビン内ではカイエンとレイアウトやパーツを共有する。刷新されたセンターコンソールと、新設計されたシフトレバーを装備。シフトレバーは『911』のようなシェーバーデザインを採用し、アップデートされたインフォテイメントシステム、フルデジタルインストルメントクラスタの搭載も間違いないだろう。
カイエンクーペ改良新型のデビューは2022年6月、カイエンと同時デビューが期待されている。またカイエンには近い将来、フルエレクトリックバージョンが設定されると予想されている。