BMWは現在、フラッグシップモデル『8シリーズ』ファミリーの大幅改良に着手しているが、オープン派生モデルとなる「8シリーズ コンバーチブル」市販型プロトタイプをカメラが捉えた。
現行型となる第2世代のコンバーチブル「G14」型は、2018年に発売されており、これが初の大幅改良となる。2021年5月以来、ミュンヘン市街地で捉えた最新プロトタイプだが、これまで目撃した2ドアクーペと4ドアグランクーペとほとんど同じフロントエンドを持っている。改良新型では、よりスリムなヘッドライト、ほぼ同じサイズのグリルを装備、バンパーはがっちりとガードされており、エアインテークの形状は不明だ。
大幅改良されるクーペ、グランクーペ、コンバーチブルの顕著な違いは後部デザインだろう。このプロトタイプでは、テールライトがリアエンドのコーナーに変更を加え、新設計されている様子がうかがえる。
キャビン内では、より大型のインフォテインメントメインスクリーンを中央に配置される。またパワートレインはわずかに向上すると予想されるが、駆動列の変更はないと思われる。
8シリーズ カブリオレ改良新型のワールドプレミアは、2022年前半に期待できそうだ。