メルセデスベンツは現在、ミッドサイズ・クロスオーバーSUV『GLE』ファミリーの改良新型に着手、通常バージョンを始めAMGなどをキャッチしているが、今回は派生モデル『GLEクーペ』最新プロトタイプをカメラが捉えた。
厳冬のスカンジナビアで目撃したプロトタイプは、ボディ前後をカモフラージュ、重点的に改良が行われる。フロントエンドでは、わずかに小さくなったヘッドライトに刷新されたLEDデイタイムラインニングを装備、コーナーエアインテークは、丸みを帯びてコンパクトになり、グリル中央のワイド吸気口から分離されている可能性がある。またその下部には中央で分割された新設計のスキッドプレートを備えているように見える。
現行型のリアエンドでは、後輪の後ろのコーナーにスリムな垂直アクセントを配置、リフトゲートを横切る目立つボディラインで接続されているが、プロトタイプでは排除されている。またテールライトは、内部に水平バーを備える新グラフィックスに変更されている様子がうかがえる。
パワートレインは、最高出力330psを発揮する3.0リットル直列6気筒などがキャリーオーバーされると思われる。
GLEクーペ改良新型のワールドプレミアは、早ければ2022年に導入される可能性がある。その場合、2020年に初設定されたクーペはわずか2年でのフェイスリフト執行となる。