フォードは昨年、欧州で大人気のピックアップトラック、フォード『レンジャー』新型を発表したが、そのパフォーマンスバージョンとなる『レンジャー ラプター』を大予想した。
第4世代となる新型レンジャーは、フロントエンドにC型LEDデイタイムランニングライトを装備するほか、グリルには力強いクロスバーが配置されている。ボディはホイールベースとトレッドを50mm拡大している。側面ではワイルドなホイールアーチを装着、横M字のLEDテールライトも印象的だ。
またキャビン内では、10インチの縦型ディスプレイを配置(オプションでは12インチを用意)、デジタルインストルメントクラスターが標準装備されるなど、乗用車に引けを取らない高級感が自慢だ。
お馴染みロシアのカーメディア「KOLESA.RU」が協力してくれた「ラプター」予想CGだが、C型DRLほかベースモデルと同じコンポーネントが装備されている。フロントエンドでの差別化は、バンパーのデザインと、グリルに誇らしげに刻まれた「FORD」のロゴ、専用フォグランプだろう。また側面ではリアフェンダーに「RAPTOR」のロゴを確認、後部では、デュアルエキゾーストパイプ、「FORD」のロゴなどが見てとれる。ベースモデルのバンパーにあるステップボードが排除されているが、目撃されたプロトタイプでもこれはみられなかった。
パワートレインは、V型6気筒ツインターボエンジンが予想されるが、V型8気筒ガソリンエンジンを搭載した最強「ラプターR」の登場も期待されているほか、レンジャー ラプターが米国市場に導入されるかも注目される。