BMWが現在開発中の『3シリーズ セダン』市販型、最新プロトタイプをカメラが捉えた。
同社のミュンヘン開発センター周辺でキャッチしたプロトタイプは、カモフラージュがかなり薄くなり、ディテールが見えてきている。フロントエンドには、「G20」のように下からではなく上から下に降りる新LEDデイタイムランニングライトを装備するスリムなヘッドライト、キドニーグリルは巨大化されていない様子が伺える。また新設計されたフロントバンパーには、垂直のエアカーテンを配置、メッシュのセンターインテークが確認できるため「Mスポーツパッケージ」を搭載している可能性が高い。
また運転席側のフロントフェンダー上部には充電ポートを装備しているため、プラグインハイブリッド「3330e」と思われる。
キャビン内では、「iX」に採用されている「iDrive7.0」を搭載、センターコンソールの上には湾曲した巨大タッチスクリーンが配置されるはずだ。インテリアでは、センターコンソールの新素材、大幅改良されたインフォテイメントシステムなど最大のアップグレードが期待できるだろう。
3シリーズ改良新型では、直列3気筒、直列4気筒ガソリン及びディーゼルエンジンのほとんどがキャリーオーバーされるが、それらすべてが48Vマイルドハイブリッドと組み合される。
3シリーズ改良新型のワールドプレミアは2022年内で、セダンの登場後にツーリングが公開となるだろう。