ヒョンデのコンパクト・クロスオーバーSUV、『コナ』次期型をスクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えるとともに、そのコックピットを激写した。
ハワイ島の地名から由来している、「コナ」現行型は2017年に発売されたが、いよいよ第2世代へバトンタッチされる。
大雪の山中で捉えたプロトタイプは、カモフラージュとクラッディングで覆われており、ディテールは不明だが、ホイールベースが長く見え、ボディ全体も大型化さたように見える。そのほか、「パリセード」や「ツーソン」のような最新モデルのトレンドに従い、垂直の低いライトを採用する可能性もあるが、特徴的なスプリットヘッドライトは継承されているようにも見える。
またウィンドウから覗いたコックピットには、デジタルインストルメントクラスタを確認、現行型では独立したインフォテインメントスクリーンを装備するが、プロトタイプでは一対の繋がっているスクリーンを採用している可能性がありそうだ。
次期型では新開発のプラットフォームを採用、全輪駆動と前輪駆動に対応し、ガソリン、ディーゼルはもちろん、ハイブリッドやプラグインハイブリッドも提供可能だ。
電気版「コナ エレクトリック」は、車名に「Ioniq」(アイオニック)の名前が与えられる可能性があるという。これは2018年に同モデルの火災が確認されることが複数報告され、多くのリコールがされた過去が原因と噂されている。
コナ次期型のワールドプレミアは、2022年前半が有力とされ、欧州「i30」ファミリーに取って代わると予想されており、復活した日本市場に導入されれば、最大のライバルは日産「キックス」となるはずだ。