マツダは3月8に新型クロスオーバーSUV『CX-60』をワールドプレミアするが、その最新のティザームービーが公開されると同時に、FWDベースのCX-5とは異なり、CX-60はRWDベースとなることが正式に発表された。
ティザーイメージやムービー、プロトタイプからは「CX-5」ほぼ同じボディサイズが確認できるが、またボンネットが長くよりセクシーなシルエットも特徴だろう。さらにはスポーティなウィンドウライン、フロントバンパーに垂直のインテークを備えたLEDライト、より際立つリアオーバーハングなどのディテールも確認できる。
マツダは昨年、2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の計画を発表した。すでに北米でデビューした『CX-50』をはじめ、ラージ商品群では、2列シートの『CX-60』、『CX-70』、3列シートの『CX-80』、『CX-90』などが導入予定となっている。このうち、北米市場には「50」、「70」、「90」を投入、欧州市場には「60」と「80」、そして日本市場にも「60」と「80」を展開予定となっている。
現在マツダには、2ドアオープン『ロードスター』と、ピックアップトラック『BT-50』の2台のRWD(後輪駆動)モデルが存在するが、CX-60はブランド第3の後輪駆動モデルになる。また縦置きエンジンレイアウトの「ラージ商品群」最初のモデルであるとともに、同ブランド初のPHEVとしても注目されている。
パワートレインは、2.5リットル直列4気筒「SKYACTIV-G」、48Vマイルドハイブリッドを備える3.3リットル直列6気筒ディーゼル「SKYACTIV-D」と3.0リットル直列6気筒「SKYACTIV-X」がラインアップされるほか、2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジン+電気モーターのプラグインハイブリッドを設定、最高出力は300ps以上を発揮する。
ティザームービー