BMWは、現在開発を進めている『M3ツーリング』市販型の最新ティザームービーをリリースした。
動画では、復数のM3、M4がスノーロードを爆走。ビデオ最後に、まるでツーリングが、ある種の集大成であるかのように後ろから出現する構成だ。
エクステリアは、これまで捉えた最新プロトタイプ同様に巨大キドニーグリルやセダンと同様のLEDデイタイムランニングライト、アグレッシブなバンパーなどが確認できる。側面からはルーフレール、足回りには真っ赤なブレーキキャリパー、スポーティな黒のV字スポークを備える大径ホイールが見てとれるほか、後部では、ディフューザーの両サイドに円形クワッドエキゾーストパイプをインストールし、L字型テールライトやスプリットタイプのルーフスポイラーが装備されていることがわかる。
キャビン内では、フルエレクトリックモデル『i4』と同じデジタルインストルメントクラスターとインフォテインメントスクリーンのセットアップを備えていることがわかる。M3セダンやM4クーペでは、独立したインフォテインメントディスプレイが並んだ伝統的デジタルインストルメントクラスターがある。
パワートレインは、3.0リットル直列6気筒ツインターボ「S58」エンジンを搭載。M3コンペティションでは最高出力510ps、最大トルク650Nmを発揮、8速オートマチックトランスミッションを介して4輪すべてに動力を供給する。噂ではM3ツーリングでは、このパワートレインのみ提供されると伝えられており、後輪駆動、マニュアルトランスミッションは見送られそうだ。
M3ツーリングのワールドプレミアは、早ければ2022年初夏あたりと予想される。