フェラーリは現在、5ドアFUV(フェラーリ・ユーティリティ・ビークル)、『プロサングエ』を開発中だが、その市販型と思われるプロトタイプのティザーイメージが初公開された。
公開された画像のフロントエンドには、巨大なコーナーエアインテークを装備するバンパー、左右ヘッドライトを接続するストリップLED、グリルのないシンプルなデザインが見てとれる。後者はフロントフェンダーのラインとともに、「SF90」にインスパイアされている様子が伺える。
後部のデザインは明かされていないが、これまでの情報から「296GTB」を彷彿させるLEDテールライトを装備、ディフューザー、スキッドプレート、クワッドエキゾーストパイプなどが配置される思われる。
パワートレインに関しては多数の噂があるが、有力なのはシステム合計出力830psを発揮する2.9リットルV型6気筒ツインターボエンジン+電気モーターで、296GTBのハイブリッドパワートレインから流用される。もう一つの噂は、SF90ストラダーレ・フラッグシップのハイブリッドV型8気筒で、こちらは最高出力1,014psを発揮するが、SUVとしてはパワフルすぎるとも思える。また最新情報では、812スーパーファストから6.5リットルV型12気筒エンジンを流用、この場合、最高出力830psを発揮すると予想される。
プロサングエのワールドプレミアは、2022年内、デリバリーは2023年からと予定されている。
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