トヨタの2ドアスポーツカー『GR86』が、『Scion FR-S』として北米に導入されてから10年が経過、それを記念する「特別な」GR86を計画していることがわかった。
これは北米スバルが米国運輸省の部局「NHTSA」に送ったVINナンバーデコーダから発覚、そのデータをスウェーデンエージェントから入手した。NewNissanZフォーラムで共有されているドキュメントでは、2023スバルインプレッサ、スバルBRZ、およびトヨタGR 86のVINデコーダーがすべて展示されており、新しいトリムが存在することが確認できるのだ。
そこには「Premium 10th」、「Premiumu 10thES」という文字が明記されているほか、マニュアルとオートマチックトランスミッションが提供されることも確認できる。ESモデルには、スバルの先進運転支援システムADAS「アイサイト」が搭載される可能性があり、オートマチックのみの設定が提供されるだろう。
現段階でスペックのアップグレードに関する情報はなく、エクステリアの差別化が予想される。その場合、ボンネットの下には最高出力235psを発揮する2.4リットル水平対向4気筒が搭載されることになる。
尚、初代86は日本市場でも2012年に発売、10周年を迎えるため、日本市場でも発売される可能性がありそうだ。