BMW MINIブランドが現在開発中である、『クロスオーバー』(海外名:カントリーマン)次期型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。
スカンジナビアでキャッチしたプロトタイプは、まだまだカモフラージュが重く、卵型ヘッドライトでさえプレースホルダー(ダミーコンポーネント)だ。次期型では、よりエッジの効いたデザインが予想されている。また後部では、ドライバー側に下に向けたエキゾーストパイプが装着されており、これが内燃機関モデルであることがわかるほか、LEDテールライトも完全に覆われ、グラフィックが大刷新される可能性もありそうだ。
次期型では、BMWグループ「FAAR」アーキテクチャを「X1」から流用、兄弟モデルになると同時にボディは約20cm延長され、より広いインテリアとトランクルームが提供される。
パワートレインは不明だが、ガソリンとディーゼルの駆動列に加え、クロスオーバー初のフルエレクトリックモデルが提供される。またバリエーションとして高性能「S」、「JCW」を設定、こちらには、より強力なブレーキ、サスペンションセットアップと組み合わされた2.0リツトルツインターボエンジンが予想される。また最新情報では、フルエレクトリックが設定されることにより、PEHVバージョンが消滅する可能性があるという。一方、1.5リットル直列3気筒ターボチャージャーエンジンと電気モーターが組み合わされ、馬力をかなり強化、再び設定されるという噂も残っている。
MINIクロスオーバー次期型のデビューは、カモフラージュの状態からも2023年以降となるだろう。