メルセデスベンツは現在、主力クロスオーバーSUV『GLC』次期型を開発しているが、ワールドプレミアを6月1日に行うことを発表するとともに、ティザーイメージを公開した。
公開された画像では、新設計されたグラフィックを持つスリムなテールライトを装備、Cクラスのデザインからインスピレーションを得ている様子がうかがえる。これは2台が基盤を共有しているため、驚くべきことではないだろう。新型では、全長は4.72m(185.8インチ)に延長され、ホイールベースは15mm(0.6インチ)拡大される。その増加されたフットプリントは50リットルの貨物量を解放し、600リットルに達するという。
キャビン内では、12.3インチのデジタルインストルメントクラスターと、傾斜したセンターコンソール上の縦型11.9インチのインフォテインメントタッチスクリーンなどCクラスと同様のデジタルコックピットを採用。最新のMBUXソフトウェアを統合し、360度カメラなど多くのテクノロジーが搭載されるだろう。
パワートレインもCクラスから流用、1.5リットル直列4気筒ガソリンエンジン+マイルドハイブリッド、2.0リットル直列4気筒ディーゼル+マイルドハイブリッドなどのラインアップが予想される。
GLC次期型のワールドプレミアは6月1日だが、米国仕様は後日の公開となるほか、欧州発売は9月と思われる。