フェラーリは2021年2月、ル・マン24時間耐久レース・ハイパーカークラスに参戦することを発表していたが、その新型ハイパーカー(LMH)のティザーイメージを初公開した。
暗闇に浮かぶティザーイメージには、フードに跳ね馬とクラシックなイエローバッジを装着、間違いなく「フェラーリ」だ。ディテールは不明だが、スリムなLEDライトユニットと、際立つカーボンファイバースプリッターを備えている。また角度のあるエアインテークと、赤いサポートのように見えるものも確認できる。
フェラーリは新型マシーンに関して詳細は明かしていないが、「跳ね馬のスタイルを継承する強力なデザイン」と述べており、開発テストが数週間以内に始まると付け加えた。
ル・マンでのフェラーリは、1973年6月10日に最上位クラスで最後のル・マン24時間レースを終了。それから49年の月日を経て、FIA世界耐久選手権に参戦するル・マン・ハイパーカーのティザーイメージを公開し、100周年となる2023年のル・マンレースに間に合うようにル・マンに戻る。
新型ハイパーカーレーサーのパワートレインは不明だが、全輪駆動のV型8気筒ハイブリッドが予想される。