メルセデスベンツが現在開発を進めるミドルクラス・クロスオーバーSUV、『GLE』改良新型の予想CGを入手した。
GLEはMクラス後継として2015年に登場、現行型となる2代目は2019年に発売されたばかりだが、早くも改良新型が投入される。
お馴染みKOLESA.RUから入手した予想CGは、「Sクラス」と酷似したLEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライトを装備。左右が一体化されていたコーナーエアインテークは、独立デザインに変更されている。
後部では、テールライトのアウトラインに変更はないが、内部グラフィックが刷新されているようだ。プロトタイプで見られるキャビン内では、ステアリングホイールのボタン類が減り、よりシンプルなデザインを採用、デュアルスクリーンを配置。またインフォテイメントディスプレイの下には4つの通気孔、オーディオおよびHVAC機能を制御するボタン類は継承されているようで、MBUXが最新バージョンにアップデートされている可能性もあるだろう。
パワートレインは、最高出力249psを発揮する2.0リットル直列4気筒エンジン、最高出力320ps、最大トルク700Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボ+電気モーターのプラグインハイブリッド、最高出力367psを発揮する3.0リットル直列6気筒ターボチャージャーエンジン、頂点には最高出力490psから611psを発揮する4.0リットルV型8気筒エンジン+マイルドハイブリッド「EQ Boost」などがキャリーオーバーされると予想されるが、PHEVではEV航続が改善されるほか、改良新型ではいくつかのエンジンがアップグレードされることが期待されている。
GLE改良新型のデビューは最速で2022年内、遅れれば2023年初頭と予想される。