ダッジが2006年に発表した欧州Bセグメントのコンセプトモデル、『ホーネット』がいよいよ発売される可能性が高いことがわかった。
ホーネットは、センターピラーレスの観音開きドアを装備、乗降性や居住空間の快適性が高く、「PTクルーザー」のようなインパクトを残したコンセプトモデルだったが、市販化はされていない。
しかし、現在エントリーレベルのクロスオーバーSUVを開発中とみられ、「ホーネット」の車名が与えられるという。市販型では、アルファロメオのコンパクト・クロスオーバーSUV『トナーレ』をベースにしていると伝えられている。
KOLESA.RUから入手した予想CGのフロントエンドには、鋭く光るL字型LEDデイタイムランニングライト、スリムなヘッドライトを装備。バンパーには大型のラジエーターグリルが見てとれ、「チャレンジャー」や「デュランゴ」を組み合わせたイメージだ。
また後部では、ポルシェ『マカン』を彷彿させるスリムなLEDストリップライトを装着、滑らかに弧を描くルーフラインがスポーティーだ。
ホーネットコンセプトのパワートレインは、1.6リットル直列4気筒スーパーチャージャーエンジンを搭載、最高出力170psとされていたが、市販型では、アルファロメオ「トナーレ」から、1.5リットル直列4気筒ターボエンジン+電気モーターを流用、最高出力272psを発揮するプラグインハイブリッドが予想される。また15.5キロワットのバッテリーを罪、1回の充電で30マイル(48km)のEV航続が見込まれる。
ホーネット市販型のワールドプレミアは、2023年内と予想される。