フォードが開発を進めるコンパクト・クロスオーバーSUV、『エスケープ』改良新型をフルヌード姿でカメラが捉えた。
初代エスケープは、2000年に発売、日本市場にも導入された。当時フォードの傘下であったマツダと共同開発され、マツダからは「トリビュート」として販売されていたモデルだ。
第4世代となる現行型は2019年に登場しており、これが初の大幅改良となる。フロントエンドでは、現行の六角形ではなく、八角形の形状の新しいグリルを装備するほか、バンパーコーナーのメッシュエレメントは、既存の丸み帯びたデザインからシャープなエッジへ刷新されている。
ヘッドライトもその形状から完全に見直され、アウトラインがよりシャープになりLEDバーがヘッドライトの間を走っている。ライトが変更されたことによりフード新設計され、より角度のあるデザインが採用されている。
側面では、Cピラーに沿ったクロームトリムがわずかに暑くなっているように見える。また後部には、「ACTIVE」バッジを装着、このプロトタイプがアクティブ仕様であることがわかるほか、テールライトが少し丸みを帯びている。
エスケープ改良新型のデビューは、プロトタイプの状態からも年内が濃厚と言えるだろう。