チェコを拠点とするシュコダが販売するスタイリングワゴン、『スカーラ』改良新型プロトタイプをカメラが初めて捉えた。
VWグループ傘下のシュコダは、単なるロープライス戦略からプレミアム性を高める方向へシフトチェンジ中で、VWグループではコスパの良いモデルへと進化している。
現行型となる初代スカーラは、2018に発売されており、これが初の大幅改良となる。アルプスで捉えたプロトタイプは、ボディ前後をカモフラージュ、ヘッドライトとテールライトは露出しているが、現行モデルのプレースホルダーで、今後着手されると思われる。
また足回りには、車載システムの正確なキャリブレーションを可能にするセンサーがホイールに取り付けられている。キャビン内では、より大きなインフォテインメント ユニットとともに、デジタル ゲージ クラスターを搭載する予定だという。
プラットフォームにはVWグループの「MQB A0」を採用。改良新型では、シュコダドイツがチューニングメーカー「ABT」と共同開発した「エディションS」もアップデート、最高出力190ps、最大トルク214Nmを発揮するが、改良新型ではアップデートが予想される。
スカーラ改良新型のワールドプレミアは、2022終わり、あるいは2023年初頭とみられるが、ハイクオリティを持ち、VWグループではお買い得ワゴンの1台と言えそうだ。