ライバルのメルセデスベンツがコンパクトモデルを再構築する一方、BMWは2020年終わりまでに、新型のコンパクト・フルエレクトリックモデルの製造を開始する計画をもっていることがわかった。
BMWは、電動コンパクトハッチバック『i3』を8年間で250,000台製造して終了したが、今度はフルエレクトリックへ舵を切っていくようだ。
スウェーデンのエージェントから入手した情報によると、BMWは2020年代後半に向け2台の開発を目指しており、ドイツ国内で製造される予定だという。第一弾は社内コード「NB0」名付けられた『i1』で、2027年11月に製造開始が噂されている。また『i2』は2028年7月に組み立てラインに投入されると予想される。
このEVペアは同社の「Neue Klasse」プラットフォームに乗り、1 シリーズおよび 2 シリーズの電気的同等物として導入される。市販型では、RWD および AWDセットアップと並んで、前輪駆動構成を提供するように設計される。「iX1」は、すでにクロスオーバーSUVに設定されていることから、i1はハッチバックとなる。
またi2はその車名からも、2 シリーズ クーペ、2 シリーズ グラン クーペ、または 2 シリーズ アクティブ ツアラーのいずれかのボディスタイルが予想される。
BMWでは、Neue Klasseプラットフォームを採用する「3シリーズ セダン」やSUV「X3」を優先しており、i1とi2のデビューはそれ以降になる。