トヨタは10月24日、エレクトリック「bZ4x」に続くシリーズ第2弾、『bZ3』を中国で発表したが、ファミリーに加わる新型モデルのティザーイメージが公式リリースされた。
bZ3は、トヨタとBYDの合併会社「BYDトヨタEVテクノロジー社」と、一汽トヨタが共同開発したフルエレクトリックセダンだ。トヨタの電動化技術と、BYDのリチウムイオン電池により、中国CLTCモードでは、1回の充電で600km以上の航続を誇るという。
今回新たに公開されたティザーイメージからは、「bZ4x」に似たシルエットが見てとれるが、よく見ると先細りになったリアエンドのデザインが確認できる。またbZ3がセダンであるのに対し、ティザーイメージのモデルはリフトバックまたはハッチバックのように見える。
ほかの部分は影により隠されているが、フロントエンドは他bZモデルと共有、スリムなL字型LEDデイタイムランニングライトなどが予想される。またフロントフェンダーの折り目がくっきりと浮かんでおり、ルーフラインはかなりスポーティーだ。
トヨタはこのモデルに関する情報をほとんど提供しておらず、「トヨタbZ系開発中モデル」とだけ書かれている。それ以外は不明だが、タイミング的にもプリウスEVとの関連性などが気になる。
この新型bZのデビューは今後数ヶ月以内とみられ、同社では「e-TNGAプラットフォーム」に乗る、6つのbZモデルを発売する予定となっている。果たしてこの新型bZは日本で発売されるのか注目だ。