マツダは9月、新型クロスオーバーSUV『CX-60』を発表したが、その上に位置するフラッグシップSUV『CX-90』のティザーイメージを公開するとともに、直列6気筒エンジンが搭載されることがわかった。
CX-60は、次世代車台「ラージ・アーキテクチャー」を採用、今後は「CX-70」、「CX-80」、「CX-90」が導入予定となっている。ラージ商品群の第二弾がこのCX-90となる。
CX-90には、CX-70とともに、直列6気筒ターボチャージャーエンジンが搭載されると予想されていたが、公開されたティザーイメージには「...LINE6」のバッジが付けられていることから直6が確定した。そのほかフェンダーの一部が見てとれるが、欧州のより狭い道路向けに設計されたCX-60およびCX-70よりも幅が広く、大型化されているのは間違いなく、CX-9同様に3列7人乗りSUVとなることも有力だ。
このエンジンの詳細は明かされていないが、ガソリンモデルでは、3.0リットルの排気量でターボチャージャーを備えていると思われる。またマツダは2030年までに車両ラインナップ全体を電動化することを発表しており、プラグインハイブリッドパワートレインを入手する可能性も示唆している。
CX-90が2015年に導入されたCX-9に取って代わるか、それとも一緒に販売されるかは不明だが、CX-50はCX-5と一緒に販売されるため、同様の措置がと取られる可能性が高いと見られる。
マツダは、CX-90を「これまでのマツダ デザインの最も大胆な表現」とアナウンスしており、ワールドプレミアは2023年1月と予想される。