米国ホンダは11月10日、主力4ドアセダン『アコード』新型を発表したが、そのパフォーマンスモデルとなる『アコード タイプR』を大予想した。
独立系デザイナーのTheottle氏に協力を得た予想タイプRは、潜在的なパフォーマンス重視のバリアントに対する想像力を刺激しているといっていいだろう。
そのフロントエンドには、はるかに大きなエアインテークを備えるスポーティーなバンパーを装備、新設計のハニカムメッシュグリル、ボンネットにはエアスクープ、幅広のフロントフェンダーが確認できる。
側面では、サイドシル エクステンション、幅広のタイヤを備えた大型の合金ホイールを装着、リアエンドでは、ディフューザー付きの新しいリアバンパー、カーボンファイバー製の大型固定リアウィングが見てとれるほか、トリプルエキゾーストパイプがインストールされている。
タイプRは欧州および北米市場において、1998年から2002年にかけ6代目ベースのタイプR(日本ではユーロR)が存在していたが、復活となれば25年ぶりとなる。当時のタイプRは、2.2リットル直列4気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力212psを発揮、剛性の高いサスペンション、より強力なブレーキ、リミテッド スリップ ディファレンシャル、内装と外装のスタイリングのアップグレードを特徴としていた。
アコード タイプが発売されるとなれば、気になるのはパワートレインだが、やはり期待するのは、最高出力315psを発揮する、シビック タイプRの2.0リットル直列4気筒「VTC」ターボエンジンだろう。
噂通りなら、北米市場に2023年にも25年ぶりとなるアコードタイプRがお目見えするかもしれない。