ヒョンデの欧州Dセグメントセダン、『ソナタ』が改良モデルでエクステリアデザインを大刷新するという情報を入手、早速予想CGを制作してもらった。
初代ソナタは1985年にデビュー、8代目のとなる現行型は2019年に登場しており、これが初の大幅改良となる。歴史的モデルの9代目へ注目が集まっているが、米国やヨーロッパの他の多くのセダンと同様に、不確かな未来に直面しているのも事実だ。ソナタ消滅の噂はネットでも広がっているが、生き残りをかけて最後の大勝負に出る。
ソナタ改良新型のスパイ写真はまだ入っていないが、大幅改良では、同じプラットフォームに乗り、大部分は同じテクノロジーを使用するが、真新しい顔と改良されたインテリアの恩恵を受けて、国際市場でさらに3~4年間新鮮に保ち、モデル生存へ望みを繋ぐ。
お馴染みNikita Chuicko氏から提供された予想CGは、マイナーチェンジとは思えないほど大胆な変更が見られる。フロントエンドでは、巨大なラジエーター グリルの上に全幅のLEDストリップを配置、バンパーの隅にはLEDライトユニットが追加するなど、かなりファンキーと話題のミニバン『スタリア』から多くのデザインが取り入れられている。
リアエンドでは、LEDテールライトを完全に新設計、ハッチ上部には達しなくなった。またバンバーには、現在のデュアルエキゾーストパイプを保持しつつもディフューザーを刷新している。
前述したように、ソナタはほんの数年前に20万台以上販売されたのに対し、昨年は76,997台と米国市場で大きな落ち込みを見せている。果たしてこの最後の大勝負に勝つことが出来るのか大いに注目される。
Mr. Nikita Chuicko