ホンダが中国市場で販売するフラッグシップクロスオーバークーペSUV、『UR-V/アヴァンシア』改良新型の画像がリーク、スウェーデンのエージェント経由で画像を入手した。
UR-V/アヴァンシアは、ホンダが中国「東風汽車」と合併で設立した「東風本田汽車」によって製造、販売する高級モデルで、同じみ「CR-V」の上に位置する5人乗りSUVだ。
エクステリアデザインの変更点は、プラスチックのトリムを減らし、クロムメッキ部分が追加、グリルはブラック加工され拡大することにより威圧感がアップしている。またホンダエンブレムもわずかに拡大されている。
キャビン内では、現在の8インチインフォテイメントディスプレイから、大型化されることが期待されている。
一方姉妹モデルである「アヴァンシア」では、エクステリアのアップデートはほとんど行われていないようで、主に排出規制に適合させるためエンジンに集中される。ただし、前途したようにこのアップデートは必ずしも「アップグレード」とはいないかも知れない。
そのパワートレインは、中国の排出ガス規制に適合させるために、出力がわずかに低下、現行型の1.5リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンをキャリーオーバーするが、最高出力は5psダウンし、188psに再設定される。また2.0リットルエンジンでも、現在の最高出力272psから261psへ変更される。これらエンジンは「UR-V」も共有するとみられる。