先日は、メルセデスAMG『GTクーペ』をこれまでで最もカモフラージュがすくない状態でとらえたが、そのプロトタイプをベースに、市販型デザインを大予想した。
AMG GTクーペは、新しいSLに関連づけられており、少なくともこれらのレンダリングでは、2つの全体的なスタイリングのデザインがいくつか共有されている。クーペにはSLのソフトトップはないが、ワイドグリル、側面に伸びるヘッドライト、アグレッシブな下部フロントバンパーは酷似している。 後部では、GT専用にスリムでシャープなLEDテールライト、リアエンドに溶け込むルーフ、円形クアッドエグゾーストパイプを収容する分厚いリアディフューザーを備え、ポルシェ911ファイターが完成している。
これまで確認されているグレードは、2.0リットル直4気筒エンジンを搭載する「GT 43」、AMG C63の直列4気筒+電気モーターPHEVを流用すると予想される「GT 53」の2モデルのほか、頂点には4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを「SL 63 S」と共有、最高出力は585ps、最大トルク799Nmを発揮する「GT 63エディション1」が予想される。
市販型では、電動で折りたためるソフトトップの代わりに、固定された金属製ハードトップを装備、軽量化がなされる。またSLは2+2レイアウトであるのに対し、GTは厳密に2人乗りのままになることが濃厚だ。