マセラティのクロスオーバーSUV『レヴァンテ』が、次期型でフルエレクトリックモデルとして登場する可能性があることがわかった。
マセラティは、ステランティスの「Dare Forward 2030」計画の一環として、2020年代終わりまでに、完全電気自動車メーカーになることを目指している。 バッテリー駆動のマセラティには、今年から順次導入される「フォルゴーレ」のネームプレートが与えられることになる。
「フォルゴーレ」はマセラティが導入した電動モデルのブランドで、「グレカーレ」、「グラントゥーリズモ」、「グランカブリオ」、「MC 20」がEV化にともない「フォルゴーレ」として順次誕生する。
Autocar誌のレポートによると、フラッグシップSUVレヴァンテ次期型は、フルエレクトリックモデルとなることが有力で、グレカーレやグラントゥーリズモでも採用されているアルファ ロメオのジョルジオ プラットフォームを改良したものを採用するという。
レヴァンテ フォルゴーレ市販型では、グラントゥーリズモ フォルゴーレ3モーターセットアップのデチューン版を使用し、最高出力は745ps程度と予想される。
グラントゥーリズモ フォルゴーレは、システム合計で1,200psを発揮することが可能だが、バッテリーの給電能力の関係で760psとなっている。
Spyder7の調べでは、マセラティ フォルゴーレは最速で2024年にワールドプレミアされることもわかった。