ポルシェブランドの代名詞、『911』初となる電動モデル『911ハイブリッド』が公開間近であることがわかった。
911に関して、数年前からハイブリッドバージョンが追加されることが濃厚となっているが、同社会長のオリバー・ブルーメ氏は、CarMagazin誌の取材に、アイコニックなモデルを電動化する計画を再確認したという。
同誌によると、ポルシェは「911に非常にスポーティなハイブリッドバージョンを追加する」つもりであると語ったという。またSpyder7の調べでは、最初はPHEVではなく、自己充電型ハイブリッドモデルになり、電動アシストモデルの意図が燃料効率よりもパワー優先であることを明確にしていることがわかっている。このハイブリッドシステムは、ル・マンで優勝したレーシングカー「919」譲りのハイブリッドテクノロジーを採用すると噂され、3.0リットル水平対向6気筒エンジンを搭載、電気モーターがパフォーマンスを向上させるはずだ。
ポルシェの最新ロードマップによると、2020年終わり頃には、年間売上の80%以上がハイブリッドとEVになると予想され、2030年にはフルエレクトリック化が期待されている。
フィンランド山中で捉えたプロトタイプは、エアインテークを備えるフロントバンパー形状を新設計。リアエンドでは、ナンバープレートがバンパー下部から上部へ移動、それにより空いたスペースにデュアルエキゾーストパイプをセンター寄りに配置し、アグレッシブな印象を与えている。
911ハイブリッドの登場は、今後数数ヶ月以内と予想される。