ホンダの海外高級ブランド「アキュラ」は現在、新型クロスオーバーSUV『ZDX』を開発中だが、その販売方がわかった。
ZDXは、かつて209年から2021年まで販売していたクロスオーバーSUVだが、新たに同社初のフルエレクトリックモデルとして復活することが決定している。
American Hondaは、デジタル化を加速させ、EVモデルを100%オンラインで販売するという計画をもっており、その第一弾として「ZDXタイプS」を2024年にリリースすることを予定していることがわかった。
アキュラは先月、ZDXプロトタイプを公式リーク、パワートレインに関する具体的な詳細は明かしていないが、市販型はゼネラルモーターズと共同で開発されており、「BEV3」プラットフォームを採用、「Ultium」バッテリーを搭載する。
公開されているプロトタイプは、プレースホルダーのヘッドライトとテールライトを装備、まだまだ最終デザインは見えてこないが、フラットなルーフラインと短いオーバーハングを持ち、8月の「プライベート・アキュラ・レセプション」で初公開された『プレシジョンEVコンセプト』から多くスタイリングのインスピレーション得ると予想される。
新車販売をオンラインに移行しようとするアキュラの取り組みは、業界1つの傾向だ。 新型コロナウイルスのパンデミックにより、多くの買い物客がオンラインで買い物をすることを余儀なくされ、ディーラーや自動車メーカーなどは、その需要に応えようと体制を整えているからだ。しかし、多くの州ではメーカーからの、直接販売を禁止する厳格なディーラーフランチャイズ法があり、アキュラの計画がそのディーラーネットワークでどのように機能するかは不明となっている。