中国・吉利汽車が展開するプレミアムEVブランド「ZEEKR」(ジーカー)は、ブランド第3弾となる新型モデルのティザーイメージを公開した。
同ブランドでは、これまでシューティングブレークの「001」、1000千万円超えの巨大ミニバン「009」を発売しているが、続くモデルはプロトタイプのシルエットからも、コンパクトなクロスオーバー系であることがわかる。ティザーイメージではプロダクションモデルの車名を明らかにしていないが、後部ナンバープレートの「3rd」の文字から「003」のネームプレートを示唆している。
アウディ「e-tron GT」と並んで撮影されたプロトタイプは、ファンシーなマルチカラーのカラーリングが施されているが、すでに生産準備ができている様子が伺える。またそのスタイリングは、ハッチバック、ミニバン、クロスオーバーを混ぜ合わせたような外観で、かなりの地上高、かなり短いボンネット、顕著なホイールアーチ、エアロスタイルの合金ホイール、フラッシュドアハンドルを備えている。
フロントエンドでは、スリムなバンパーエアインテーク、流行のスプリットヘッドライトを装備している。またリアエンドでは、コンパクトなリアウィンドウシールド、細長いLEDテールライト、垂直リフレクター、スキッドプレートやディフューザーも確認できる。
市販型では、Smart #1を含む他のGeely所有のブランドと同様の「SEA」アーキテクチャに乗り、なり大きなバッテリーパックを詰め込んだシングル、またはデュアル電気モーターで提供される可能性が高い。
ジーカーの最新モデルのワールドプレミアは、今後3ヶ月以内とみられ、欧州でも販売予定だ。市場では、今後発売予定のVW ID.3ベールのクロスオーバーや、ルノー メガーヌE-TECHらと競合、2022年では72,000台だった販売台数を、2023年は2倍にする計画を持っている。
⚡@OfficialZeekr will launch its third model this year! pic.twitter.com/w7jo7p16FG
— Geely Group (@GeelyGroup) January 30, 2023