メルセデスベンツは、クロスオーバーSUV『GLE』、及び派生『GLEクーペ』新型を発表したばかりだが、次世代ラインアップに関して衝撃の噂が入ってきた。
同社では次世代ラインアップの再編成に着手しているが、「SLC」、「Sクラスクーペ」「Sクラス カブリオレ」のキャンセルに続いて、今後数年間で非常に複雑なラインナップをさらに簡素化することを検討している可能性が高いことがわかった。
同ブランドではすでにコンパクトカーの数が7台からわずか4台に減ることを発表しているが、一部の大型車も危険にさらされているようだ。スクープサイト「Spyder7」では、「Cクラス クーペ」および「カブリオレ」は、「Eクラス クーペ」およびカブリオレとともに、新セグメント「CLE」に代替えされることはお伝えしているが、あらたに4ドアクーペセグメントの先駆者である「CLS」、AMG「GT 4ドアクーペ」の廃止も計画されているという。
さらに衝撃的事実も発覚。英「Car&Drive」誌によると、現在「Eクラス ステーションワゴン」次期型を開発しているが、これが最後となる可能性があるといい、2030年頃には「Cクラス ステーションワゴン」、「CLAシューティングブレーク」などを含むステーションワゴンの販売から完全撤退すると伝えている。
さらに衝撃情報は続く。人気クロスオーバーSUV「GLCクーペ」と「GLEクーペ」は次期型もって生産終了に追われるといい、現在販売されている33のボディスタイルから存続するのはわずか14モデルに簡素化する計画を持っているという。
ただし、Spyder7の入手した情報によると、メルセデスベンツの未来には、フルエレクトリック版「Gクラス」、「300SL」の復活など新型モデルも続々控えており、ラインアップ再編成とともに、そのモデル数は一度削減された後、再び増加すると思われる。