米国ホンダは、『CR-Vハイブリッド』をベースとするレーサーを開発していることを発表、そのティザーイメージと動画を公開した。
この開発中のレーサーは、「CR-Vハイブリッドレーサー」と呼ばれ、ホンダのパフォーマンス開発センターと、オート・デベロップメント・センター、および北米自動車設計部門のエンジニアとデザイナーにより開発、高出力800ps以上を発揮するという。また1月のデイトナ24時間で優勝したアキュラ「ARX-06プロトタイプ」 レースカーよりも優れており、同社では「究極の高性能野獣」と表現している。
公開されたティザーイメージでは、ワイドボディのカーボンファイバー製フェンダー、赤いホイール、パワーアップに加えて、パイクス ピークに挑むのに十分な大きさのリアウィングがみてとれる。また、巨大なフェンダーフレア、多数のカーボンファイバーボディパネル、レースカースタイルのステアリングホイールを備えたキャビンを装備、さらにポルシェ911 GT3 RSを装備するのに十分なスクープ、ベント、およびNACAダクトなども確認できる。
パワートレインは不明だが、NSXのV型6気筒ハイブリッドの搭載が予想されている。