VWが現在開発中のフラッグシップ・クロスオーバーSUV『トゥアレグ』改良新型の最終デザインを予想プレビューした。
デザイナーのNikita Chuicko氏には、以前にも予想CGで協力してもらったが、今回は最新のティザーイメージをもとに制作してもらった。
VWはトゥアレグを20年間製造しており、第3世代のミッドサイクルアップデートが間近に迫っている。フロントエンドのグリル中央には、流行のLEDライトバーを配置、その両サイドには、各クラスターになんと19,200個のマイクロLEDを備えたIQ.LIGHT HDマトリックスヘッドライトが装備されている。
最新CGでは後部LEDテールライトも修正、ブランド特有のL字型グラフィックを配置し、スリムなLEDストリップで接続、その中央ブランドロゴは光る仕様に変更された。
キャビン内では、オプションの15インチタッチスクリーンが装着される、おなじみのキャビンも公開され、インテリアは、より柔らかい素材のおかげで品質を向上させるために、いくつかのアップデートが行われるが、基本レイアウトは現在の車両から引き継がれる。
パワートレインは、3.0リットルV型6気筒ガソリン、およびディーゼルエンジンと、14.3 kWhのリチウムイオンバッテリーパックを共有する2つのプラグインハイブリッドなど豊富なラインアップがキャリオーバーされると思われる。また、それらのすべてに、8速オートマチックギアボックスと、4Motio全輪駆動システムが標準装備される。
VWは5月にトゥアレグ改良新型を発表するとみられ、今年後半には発売予定となっている。同社は2033年からヨーロッパでEVのみを生産するとすでに発表しているため、燃焼エンジンを搭載したトゥアレグはこれが最後と思われる。
Mr. Nikita Chuicko