ポルシェは現在、992世代の主力『911』に設定される『911GT2 RS』を開発中だが、その詳細が見えてきた。
911 GT2は、911をベースにした高性能モデルだ。内部コンポーネントの削減により大幅な軽量化を図り、ターボを強化、911ラインアップの中で最速であるとともに、最も高価なモデルとして君臨している。2021年には「991」世代のGT2 RSがニュル最速の市販車の栄誉に輝いている。
英オートカー誌の調べでは、992世代の新型GT2 RSは電動化されハイブリッドモデルになると伝えており、オリジナルのリアエンジンマシンがデビューしてから、半世紀以上が経過した2026年に登場すると予想している。
Spyder7が調査していくと、新型では、3.8リットル水平対向ツインターボエンジンを搭載した911ターボをベースに開発。新しい「963」LMDh耐久レースカーから派生したテクノロジーを備えた、マイルドハイブリッドパワートレインを採用する可能性があることもわかった。また最高出力は800ps程度に向上、最大トルクは大幅に向上するとみられる。参考までに現在のターボSでは、最大トルク800Nを発揮しており、GT2 RS新型では1,000Nm超えが見えてくるだろう。