日産NV400はどうなる!? ルノー『マスター』3バージョンを一挙スクープ | Spyder7(スパイダーセブン)

日産NV400はどうなる!? ルノー『マスター』3バージョンを一挙スクープ

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ルノー マスター 次期型プロトタイプ スクープ写真
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ルノーは現在、LCV(商用バン)の『Master』(マスター)次期型を開発しているが、その市販型プロトタイプを初めて鮮明に捉えた。

初代マスターは、1981年に登場、第2世代では、日産がOEM供給を受け『インタースター』として発売された。現行型となる第3世代は2010年に登場、日産版は『NV400』として販売されている。現行型は登場からすでに12年が経過、市場で最も古い小型商用車となっている。

今回捉えた3台のプロトタイプは、ICE搭載バージョン、エレクトリックバージョン、そしてフラットベッドバンの3バージョンだ。どのプロトタイプもカモフラージュが厳重でディテールは不明だが、ボクシーな形状、グリルの垂直スリットを確認できるほか、ヘッドライトの配置場所や輪郭を見ることができる。グリルはそこまで下がらないようだが、横に伸びてハイマウントヘッドライトと接続。カモフラージュをはずせばマスターの顔に満面の笑みが浮かんでいるように見えるはずだ。

側面では、ウィンドウは現行モデルに比べて少し小さく見えるが、全体的な形状は維持されているほか、水平対向のキャラクターラインも異なっている。残念ながら、カメラの位置が近くにないため、車内を垣間見ることはでないが、バンの1台にはフロントフェンダーに充電ポートが配置されており、エレクトリックバージョンであることがわかる。

ICEモデルには、すでにバッテリー駆動のマスターがラインアップされているが、航続55キロワットの小さなバッテリーパックを搭載、WLTPサイクルで約120マイル(190km)という動力性能は、いささか物足りなさがある。但しマスターは、「ライトマイル」配送を目的としているため、販売に大きな影響は出ていない。しかし、次期型では大型バッテリーパックを積み、航続距離が伸び、都市間配送により、適したものになることが期待されている。またフルエレクトリックバージョンとは別に、昨年発表された「Master H2-TECH」に続く、水素燃料電池パワートレインを備えた新たなゼロエミッションバージョンも計画しているという。

マスター次期型のワールドプレミアは2024年と予想され、市場でのライバルには、フォード「トランジット」、メルセデスベンツ「スプリンター」、VW「クラフター」、フィアット「デュカト」、シトロエン「ジャンパー」など多数のモデルが存在している。また日産「NV 400」次期型のベースモデルとなることも濃厚で、登場すれば、プレビューモデルとなるだろう。

《Spyder7 編集部》

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