日産『スカイライン』の亜種として独自の個性を放った『スカイライン クロスオーバー』に、復活の可能性が浮上しているという。スクープサイト「Spyder7」が掴んだ最新情報とともに、その姿を予想する。
スカイライン クロスオーバーは、インフィニティ『EX35』の日産バージョンとして日本市場に投入されていたモデルで、2009年から2016年まで販売された。日本での販売は今ひとつで、一代限りで生産終了となったが、海外では2014年から『QX50』に改名し継続している。
Spyder7は、2021年からこの情報を追っていたが、新たに追加情報を入手した。

エクステリアデザインは、最新の日産&インフィニティデザインを採用し従来のデザインから大きく変貌するという。画像は予想CGだが、全体のシルエットは『アリア』のように滑らかで未来的なものに。ヘッドライトを含むフロントマスクは、『エクストレイル』のようにシャープな表情が特徴となりそう。ウイングタイプのフロントグリルは日産車であることを主張する。
キャビン内には、最先端のフルデジタルインストルメントクラスター、大型インフォテインメントシステムによるデュアルディスプレイを採用。さらに先進運転支援システム「プロパイロット2.0」の最新世代が搭載される。
次期型スカイラインセダンのパワートレインは、3.0リットルV型6気筒ツインターボエンジンなどを用意すると見られているが、クロスオーバーに搭載されるパワートレインは、2.0リットル直列4気筒「VC-Turbo」+デュアルモーターで駆動する「e-POWER」最新世代で、最高出力450ps程度を発揮すると予想される。
スカイラインセダン次期型のワールドプレミアは2024年と予想され、クロスオーバーは2025年に期待される。4つのバリエーションで登場するトヨタ『クラウン』に対抗すべく、さらなる派生モデルの導入も噂されている。