スバルは3月13日、ドイツ特許商標庁に「Ste」のロゴを商標出願していることがわかった。
「Ste」という名称は、同社のパフォーマンスモデルに与えられる「STi」と何らかの関係性を想像させる。また「e」が電動モデルを示唆するものとするなら、「STe」が次世代電動パフォーマンスモデルに与えられる可能性もありそうだ。ただし、この商標登録は日本をはじめオーストラリアや北米で商標申請されていることが確認されておらず、謎が多い。
スバルは2022年3月、WRXのSTiバージョンを発売しないことを発表。世界中で急速に変化する規制が、インプレッサWRX STIモデル却下の決定を下した主な理由と語っており、STiに変わる新ブランドへの期待が高まる。
スバルの電動モデルといえば、2022年1月の東京オートサロンにて、「STi E-RA」コンセプトを思いだす。同モデルは、60kWhのリチウムイオンバッテリーで駆動、システム合計出力1,073psを発揮するスーパーモデルで、ニュルブルクリンクにおいて6分40秒の記録を目標に掲げている。
はたしてSTi E-RA市販型に「Ste」の車名が入るのか、注目される。