韓国デザイナーのキム・ジェスキー氏とキム・ユンシク氏は、ヒョンデ未来の高級EVセダンを大予想した。
『NINE EV』と名付けられたCGは、1986年のレトロな「グレンジャー」からインスピレーションを得たデザインを採用したという。同ブランドでは昨年、高性能「N」ブランドのレトロな『Nビジョン74』を発表、こちらも1974年の「ポニークーペ」から着想を得ており、その流れをくんでいるといっていいだろう。
全体的形状はセダンだが、非常に長いホイールベースを持ち、電動パワートレインによりキャビンを後方に伸ばしている。これによりロードトリップに最適な非常に広々としたキャビンを提供してくれるはずだ。
フロントエンドは、LEDライトバーとブラックのローバンパーで大胆に処理、デザイン側面でも、四角いリアホイールアーチなどグレンジャーの面影を感じつつ、LEDライトストリップを備えるサイドスカートや個性的ホイールが未来感を演出している。
リアエンドでは、従来のテールライトの代わりに、垂直LEDライトを備えた、同社の「パラメトリックピクセル」デザイン モチーフに基づいている。またトランクもかなり独創的な方法で開き、従来の収納スペースはなく、シートエリアが出現する。
ヒョンデは、今後日本市場に続々と新型モデル導入を計画しており、近い将来こんなEVサルーンが走る日が来るかもしれない。