レクサスは現在、中国・東南アジア向けに販売する超高級ミニバン『LM』次期型を開発中だが、そのティザーイメージが初公開された。
「ラグジュアリー・ムーバー」の頭文字から名付けられた「LM」は、トヨタの高級ミニバン『アルファード/ヴェルファイア』の高級バージョンとして開発。2019年4月の上海モーターショーで、レクサス初のミニバンとして世界初公開された。
ティザーイメージは、リアクォーターパネルを撮影したものだが、後部へ向かい絞られるウィンドウ、新デザインピラー、刷新されたテールライトの輪郭などの一部が確認できるほか、クォーターガラスは少しコンパクトになった印象を受ける。
現在は中国、および東南アジアで販売され、「LM350」と「LM300h」の2グレードが導入されているが、日本での正規販売はされていない。しかし、2022年2月、愛知県の経済紙「中部経済新聞」がLMの日本導入について、トヨタの田原工場(田原市)に生産移管し、3年以内に発売すると伝えたことで、日本発売に大きな期待がかかっている。
LM次期型のワールドプレミアは、4月18日に開催される「上海モーターショー2023」で、次期型発売のタイミングで日本発売が実現するなら、意外と早い時期になる可能性もあるだろう。