ステランティスグループは、傘下のRAMとシトロエンからデビューする2台の新型モデルのティザーイメージを公開した。
まず1台は、「ラムトラック」ブランドから発売される『1200』、あるいは『ランページ』と呼ばれる新型ピックアップトラックだ。詳細は明かされていないが、同ブランドでは、「パワー、容量、テクノロジー、ラグジュアリー」の組み合わせにより、このモデルは「真のラム」になると述べている。
ティザーイメージからは、「RAM」のバッジをつけた際立つグリル、ラップラウンドのLEDデイタイムランニングユニットを備えた、スタイリッシュなヘッドライトが見てとれる。またターボチャージャー付きエンジンが搭載されることを示すバッジも見られる。
市販型は、ジープ「コマンダー」を支える「スモールワイド4×4 LWB」プラットフォームに乗り、「700」と「1000」の上位に位置すると同時に、「1500」の下に配置される。またパワートレインもコマンダーと共有すると思われ、その場合は最高出力185ps、最大トルク270Nmを発揮する1.3リットルターボチャージャーエンジン、及び最高出力170ps、最大トルク380Nmを発揮する2.0リットルターボディーゼルエンジンが予想される。
同時に公開されたシトロエン「C3エアクロス」ティザーイメージは、C4に似た分割LEDヘッドライトや、光沢のある黒いアクセントを備えた曲線美のフロントエンドが確認できる。
またステランティスグループのプジョー『2008』、オペル『モッカ』、『DS 3クロスバック』らと「CMP/eCMP」を共有する。情報によると、次期型では全長が約4,300 mmになると予想されており、B-SUVセグメントのトレンドに従って、現行世代の4,150 mmを大幅に上回ることになる。 この変更により、長さ4,360 mmのC4に非常に近くなるが、長さ4,510 mmのC5エアクロスとはボディ格差は維持される。
どちらもワールドプレミアまで数週間以内の可能性もありそうだ。