ルノーは昨年、アルピーヌブランドから、フルエレクトリック版「ルノー5」のハードコアバージョンを発表することをアナウンスしていたが、最新ティザーイメージを公開した。
同ブランドは2021年、フルエレクトリックブランドになることを約束、「小型ハッチバック」、「クロスオーバー」「そして「スポーツカー」の3台を導入する計画が発表された。今回公開されるのは、ハッチバックに相当する「ルノー5」電動ハッチバックをベースにしたコンセプト「A290ベータ」だ。
お気づきのように、「A」で始まり3桁の数字が続くアルピーヌの命名法に従っている。「ベータ」はベータ版を示すテスト車両を示し、「2」は車が最小であることを示唆し、「90」は多目的モデルで使用、スポーツカーには「100」が与えられる。今回のコンセプトは、市販型で「ベータ」の文字が削除され、「A290」としてデビューするはずだ。
パワートレインは、「メガーヌE-tech Electric」から流用、最高出力218ps、最大トルク300Nmを発揮する。
A290ベータのワールドプレミアは5月9日、生産は2024年に予定されており、2027年にはミッドサイズとフルサイズの電動クロスオーバーSUV市場に参入予定となっている。