MINIは現在、ハッチバックを含む派生モデルの次世代型を開発中だが、その最新ティザーイメージが公開された。
3ドアハッチバックと、クロスオーバーのプロトタイプと共に公開されたホイールには、黒とクローム仕上げのマルチスポークデザインが見てとれる。同ブランドによると、「スポーク構造の性質」というより、「強い色のコントラストを特徴とする」グラフィックデザインに重点が置かれているという。またこの2次元レイアウトはフルエレクトリックバージョンの空力特性の向上と、航続距離の増加に貢献すると言っていいだろう。
新設計のステアリングホイールは、新しい2本スポークデザインが標準装備され、オプションで独特のファブリック仕上げを施したバージョンも用意される。さらに色、素材、パターンのいくつかの組み合わせを提供する新しいシートや、ラミネート加工されたシートサイドパネルも公開された。
キャビン内は、公式に公開されていないが、新しい大型の円形センターディスプレイを装備。OLEDタッチスクリーン、は直径9.44インチ(240ミリメートル)で、インストルメン クラスターと車載モニターの機能を組み合わせており、インフォテインメントシステムには新しいソフトウェアが搭載される。
ICE搭載の新型MINIは、すべて48Vマイルドハイブリッドパワートレインなど電化される。ワールドプレミアは2023年内だが、2030年には燃焼エンジンを完全に廃止し、ピュアエレクトリックブランドとなるため、これが最後のガソリン駆動となる。